「ディープシークショック」以来、世界がこぞって競う「AI覇権戦争」
DATE 2025.02.05VIEW 2
中国AIスタートアップ「ディープシーク(DeepSeek)」が超低コスト高性能生成型AIを公開し、世界のAIエコシステムに衝撃を与えている。これに政府はもちろん多数の企業もAI開発速度に拍車をかける方針だ。
5日業界によると、カカオ(035720)は去る4日オープンAIと戦略的協力を発表し、本格的に生成型AI事業の拡大に乗り出した。カカオは自社のAIプラットフォーム「カナナ(Kanana)」にオープンAI技術を組み込んで超個人化されたAIサービスを開発する予定だ。
カナナはユーザーの状況とコンテキストを考慮したカスタマイズされたAIサービスで、昨年末社内非公開ベータテスト(CBT)を完了した。

チョン・シナカカオ代表は「テスト過程で改善する部分が多いことを確認した」とし「今年は一般ユーザーが日常で簡単に触れることができる複数のAIサービスを素早く披露するだろう」と話した。
一方、ディープシークは発売以来爆発的な成長を見せ、グローバルAI市場で素早く小柄を育てている。
アプリ・リテール分析サービスワイズアプリ・リテールによると、今年1月4週目基準のディープシークの国内週間ユーザー数は約121万人でチャットGPT(493万人)に次いで2位を記録した。