KT、「責任感を持つAI」諮問委員会発足
DATE 2024.10.27VIEW 12
高麗大学、カイスト教授などで構成され、
安全なAI提供努力など関連報告書も公開
KT(030200)が安全で信頼できる人工知能(AI)活用のために研究成果報告書を公開し、専門家で構成された諮問委員会を発足したと27日明らかにした。
今回公開されたAIレポートは、AI倫理と信頼性に向けたKTの努力と研究成果を盛り込んだ。ガバナンス、倫理原則、プロセスなど3つの側面で規定した「レスポンシブル(Responsible・責任感ある)AIフレームワーク」を紹介する。安全で信頼できるAIサービスの根幹を設けるために開発された。
レスポンシブルAI倫理原則は、責任性(Accountability)、持続可能性(Sustainability)、透明性(Transparency)、信頼性(Reliability)、包容性(Inclusivity)という5つの重要な原則、ASTRIで構成された。略称は北極星のようにマイルストーンの役割を果たすという意味を込め、ラテン語「星」に該当する単語を借用した。
KTは今回の報告書をKTホームページに公開し、関連細部や公立過程が気になる団体や個人がいつでも参考用に閲覧できるよう支援している。
またKTは22日、「レスポンシブルAI諮問委員会」を発足した。委員会はKT役員と高麗大・カイスト教授、AIスタートアップ「セレクトスター」所属専門家らで構成された。彼らは、韓国の文化と価値を反映したAIソリューションを開発するために、リスポンシブルAIフレームワークを高度化します。
この委員会は、AIモデルを客観的に検証し、国内外の規制を反映する役割を果たす。先月設立されたKT社内委員会とも緊密に協業し、論文著述、学術発表など研究活動を続ける予定だ。